テニスのグランドスラムと呼ばれる全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープンの四大大会は、テニス最高峰の大会であり、賞金額も最高です。四大大会の賞金を比較してみました。
グランドスラム2024 賞金比較
発表ごとに追記していきます。
グランドスラム2024 優勝賞金比較
◆シングルス
最も高額な賞金、シングルスの優勝賞金です。最下段は昨年比です。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$3,150,000 | €2,400,000 | £2,700,000 | $3,600,000 |
約3億500万円 | 約4億800万円 | 約5億4600万円 | 約4億3500万円 |
+5.88% | +4.35% | +14.9% | +20.0% |
レートは、大会時期のものです。グーグル調べ。
すべてで通貨が違うので、日本円で比較することにします。すると、ウィンブルドンが最高額です。上昇率では全米オープンでした。
◆ダブルス
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$730,000 | €590,000 | £650,000 | $750,000 |
約7000万円 | 約1億円 | 約1億3000万円 | 約1億1千万円 |
+5.04% | 0 | +8.3% | +7.1% |
ダブルスでは、賞金額、上昇率ともに、ウィンブルドンが最高でした。
◆混合ダブルス
混合ダブルスはの優勝賞金は次の通り。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$16,500 | €122,000 | £130,000 | $200,000 |
約1600万円 | 約2100万円 | 約2600万円 | 約2900万円 |
+4.6% | 0 | +1.6% | +17.7% |
混合ダブルスでは、全米オープンが最高額、上昇率もほかと1桁ちがいでした。
グランドスラム2024 賞金総額比較
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$86,500,000 |
€53,478,000 | £50,000,000 | $75,000,000 |
約83億8000万円 | 約91億円 | 約100億円 | 約100億9000万円 |
+13.07% | +7.82% | +11.9% | +15.4% |
総額では、上昇率ともに、全米オープンが最高でした。
2024まとめ
2024年の賞金は、軒並み史上最高額を更新している。日本円で比較すると、シングルスとダブルスの優勝賞金ではウィンブルドンが、混合ダブルスと総額では、全米オープンが最高額である。
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グランドスラム2023 賞金比較
グランドスラム2023 優勝賞金比較
◆シングルス
最も高額な賞金、シングルスの優勝賞金です。最下段は昨年比です。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$2,975,000 | €2,300,000 | £2,350,000 | $3,000,000 |
約2億6900万円 | 約3億4000万円 | 約4億2900万円 | 約4億3600万円 |
+3.48% | +4.55% | +17.5% | +15.38% |
レートは、大会時期のものです。グーグル調べ。
すべてで通貨が違うので、日本円で比較することにします。
◆ダブルス
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$695,000 | €590,000 | £600,000 | $700,000 |
約6300万円 | 約8700万円 | 約1億1000万円 | 約1億円 |
+2.96% | +1.72% | +11.1% | +1.74% |
◆混合ダブルス
混合ダブルスはの優勝賞金は次の通り。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$15,775 | €122.000 | £128,000 | $17,000 |
約1400万円 | 約1800万円 | 約2300万円 | 約2500万円 |
+2.10% | 0 | +3.2% | +4.3% |
グランドスラム2023 賞金総額比較
総額で見ると次の通りです。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$76,500,000 |
€49,600,000 | £44,700,000 | $65,000,020 |
約69億1000万円 | 約73億4000万円 | 約81億6000万円 | 約94億5000万円 |
+3.38% | +13.76% | +10.87% | +8.3% |
2023まとめ
2023年のグランドスラムの賞金は、すべての大会で昨年よりも増額している。最も高額なのは、総額、シングルス優勝、混合ダブルス優勝で全米オープン、ダブルス優勝ではウィンブルドンであった。
また、上昇率で比較すると、総額では全仏が、シングルスとダブルスの優勝賞金ではウィンブルドンは、そして混合ダブルスでは全米がもっとも高いものとなった。
グランドスラム2022 賞金比較
発表ごとに追記していきます。
グランドスラム2022 優勝賞金比較
◆シングルス
最も高額な賞金、シングルスの優勝賞金です。最下段は昨年比です。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$2,875,000 | €2,200,000 | £2,000,000 | $2,600,000 |
約2億3700万円 | 約2億9700万円 | 約3億3300万円 | 約3億5700万円 |
+4.55% | +57.14% | +17.6% | +4.0% |
レートは、大会時期のものです。グーグル調べ。
すべてで通貨が違うので、日本円で比較することにします。すると全米オープンが最高です。
◆ダブルス
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$677,500 | €580,000 | £540,000 | $688,000 |
約5600万円 | 約7800万円 | 約9000万円 | 約9500万円 |
+12.5% | +136.8% | +12.5% | +4.24% |
ダブルスでも全米オープンが最高額です。
◆混合ダブルス
混合ダブルスはの優勝賞金は次の通り。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$154,500 | €122,200 | £124,000 | $163,000 |
約1240万円 | 約1650万円 | 約2070万円 | 約2200万円 |
+3.00% | 同額 | 同額 | +1.88% |
混合ダブルスでも、日本円換算では全米が最高額。
グランドスラム2022 賞金総額比較
総額で見ると次の通りです。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$74,000,000※1 |
€43,600,000 | £40,350,000 | $60,102,000 |
約61億円 |
約58億9000万億円 | 約67億2200万円 | 約82億6000万円 |
+3.5% |
+26.87% | +11.1% | +4.59% |
全豪オープンの昨年比は、昨年のコロナ対策を含める前に発表された額と比較しました。
※1追記:その後、再度、全豪オープンの賞金総額は、7400万ドル(約61億円)と発表され、約3.5%の増加です。‐‐追記ここまで。
総額の最高額も全米オープンでした。また、昨年より最も上昇率が大きかったのは全仏オープンでした。
尚、日本円換算は、大会開催時のものですが、ご存じの通り、2022年は、円安が進み、全豪オープンの1月時と全米オープンの8月時では、円のレートがだいぶ違っています。
2022まとめ
2022年のグランドスラムの賞金は、全米オープンのものが一番大きい。
グランドスラム2021 賞金比較
2021年は、昨年から続くパンデミックの影響が続いています。
グランドスラム2021 優勝賞金比較
◆シングルス
最も高額なシングルスの優勝賞金は次の通り。発表ごとに追記していきます。最下段は前大会比です。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$2,750,000 | €1,400,000 | £1,700,000 | $2,500,000 |
約2億2100万円 | 約1億8750万円 | 約2億5800万円 | 約2億7500万円 |
-32.5% | -12.5% | -27.7% | -16.67 |
レートは、大会時期のものです。グーグル調べ。
すべてで通貨が違うので、日本円で比較することにします。
全米オープンが最高額です。
◆ダブルス
ダブルスの優勝賞金は次の通り。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$600,000 | €244,925 | £480,000 | $660,000 |
約4800万円 | 約3280万円 | 約7300万円 | 約7260万円 |
-21.05% | -23.38% | -11.1% | +65.00% |
ダブルスは、ウィンブルドンが最高額です。
◆混合ダブルス
混合ダブルスはの優勝賞金は次の通り。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$150,000 | €122,000 | £100,000 | $160,000 |
約1200万円 | 約1630万円 | 約1500万円 | 約1760万円 |
-21.05% | 前回不明 | -13.8% | 前回不明 |
混合ダブルスでは、今のところ全仏が最高となっています。※追記 全米が判明し、全米が最高額。
グランドスラム2021 賞金総額比較
総額で見ると次の通りです。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$80,000,000 (A$71,500000) |
€34,367,216 | £35,016,000 (賞金のみの合計) |
$57,500,000 |
約64億2000万円 (約57億4000万円) |
約46億円 | 約53億1000万円 | 約63億2000万円 |
+12.68% (+0.7%) |
-9.56% | -5.2% | +7.67% |
全豪オープンは()内が最初に発表された額で、8000万ドルは後からパンデミック対応費を合わせて発表された額です。パンデミックが続いているにもかかわらず、全豪と全米の総額は史上最高額となりました。
ウィンブルドンでは、賞金額のみの合計を発表です。他は日当や宿泊費等を合わせた総額を発表しているため、総額と言っても正確な比較にはなりません。
しかしながら、とりあえず発表されている額で比較すると、全豪オープンが最高額となっています。
グランドスラム2021 1回戦の賞金比較
◆シングルス1回戦
シングルス1回戦の賞金では、ウィンブルドンが最小、全米オープンが最大です。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$10,000 | €60,000 | £48,000 | $75,000 |
約800万円 | 約800万円 | 約730万円 | 約830万円 |
+11.11% | 0 | +6.7% | +22.95% |
◆ダブルス1回戦
ダブルスの1回戦ではどうなったでしょう。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$30,000 | €11,500 | £12,000 | $20,000 |
約241万円 | 約155万円 | 約180万円 | 約220万円 |
+20% | -23.07% | 0.00% | -33.33% |
全豪が最高額です。全仏オープンや全米オープンでは前年より減額となりました。
2021まとめ
シングルスの優勝賞金は軒並み減額となっている。ダブルスの優勝賞金も3大会で減額であったが、全米オープンのみ増額となった。総額では、全豪と全米で史上最高額となっているが、パンデミック対応費用の扱いにより、一概に比較できない。
グランドスラム2020 賞金比較
2020年は、COVID-19の影響で、3月からツアーが休止となったため、予定通りの賞金が付与されたのは、1月開催の全豪オープンのみでした。
全仏オープン、全米オープンでは、賞金総額は縮小、また、ランキング下位の選手たちの収入を確保するため、1、2回戦や予選の賞金が引き上げられた一方で、上位ラウンドの賞金が減額となりました。
ウィンブルドンは、開催中止を余儀なくされ、全米オープンでは予選や混合ダブルスが行われませんでした。また、全仏オープンは、日程を延期しての開催となりました。
グランドスラム2020 優勝賞金比較
最も高額なシングルスの優勝賞金は次の通り。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$4,120,000 | €1,600,000 | – | $3,000,000 |
約3億900万円 | 約1億9600万円 | – | 約3億2000万円 |
レートは、大会時期のものです。グーグル調べ。ウィンブルドンは開催されませんでした。
すべてで通貨が違うので、日本円で比較することにします。
全仏オープンでは、昨年の30.43%減、全米では22%減でした。一方全豪では昨年より0.49%上昇しましたが、日本円にすると全米オープンが最高額です。
ダブルスでは全豪オープンが最高となりました。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$760,000 | €319,652 | – | $400,000 |
約5700万円 | 約3920万円 | – | 約4260万円 |
混合ダブルスは全仏でも行われましたが賞金額は不明。全米では混合ダブルスはありませんでした。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$190,000 | 未発表 | – | – |
約1400万円 | – | – |
グランドスラム2020 賞金総額比較
総額で見ると次の通りです。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$71,000,000 | €38,000,000 | £10,000,000 | $53,402,000 |
約53億3000万円 | 約46億6600万円 | 約13億3400万円 | 約57億2400万円 |
ウィンブルドンは開催されませんでしたが、1000万ポンドを出場予定だった選手に配りました。
シングルス本戦入り予定だった256選手に2万5000ポンド、シングルス予選に出場予定だった224選手に1万2500ポンド、ダブルス本戦の120選手に6250ポンド、車いす部門に参加予定だった16選手に6000ポンド、そして車いすクアードの選手に5000ポンドが、付与されました。
全仏と全米の総額は昨年の約9割となっています。全豪では1割以上の上昇。それでも日本円比較では、全米オープンが最高額でした。
グランドスラム2020 1回戦の賞金比較
近年は、どの大会でも下位のラウンドでの賞金額をより上昇させていく傾向にありますが、今年は、全仏オープンで特に、30%以上の増額となり、比較でも全仏が最高額です。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$90,000 | €60,000 | – | $61,000 |
約676万円 | 約737万円 | – | 約650万円 |
シングルス予選の1回戦ではどうでしょうか。予選が行われたのは全豪と全仏だけで、全豪が最高額となりました。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$20,000 | €10,000 | – | – |
約150万円 | 約123万円 | – | – |
2020まとめ
テニスのグランドスラム、2020年の賞金額は、COVID-19の影響で、全豪オープン以外では縮小となった。シングルスの優勝賞金では全米オープンが、ダブルスでは全豪オープンが最高額であった。一方シングルス1回戦の賞金は全仏オープンが最高額である。
関連記事:
グランドスラム2019 賞金比較
グランドスラム2019 優勝賞金比較
最も高額なシングルスの優勝賞金は次の通り。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$4,100,000 | €2,300,000 | £2,350,000 | $3,850,000 |
約3億800万円 | 約2億7860万円 | 約3億1600万円 | 約4億1840万円 |
レートは、大会時期ではなくすべて2019/7/28のものです。グーグル調べ*。⊛
すべてで通貨が違うので、日本円で比較することにします。すると全米がダントツで高額です。
ダブルスではどうでしょうか。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$750,000 | €580,000 | £540,000 | $740,000 |
約5634万円 | 約7026万円 | 約7260万円 | 約8042万円 |
混合ダブルスでは。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$185,000 | €122,000 | £116,000 | $160,000 |
約1390万円 | 約1478万円 | 約1560万円 | 約1739万円 |
どちらも全米が最高です。
グランドスラム2019 賞金総額比較
総額で見ると次の通り。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$62,500,000 | €42,661,000 | £38,000,000 | $57,000,000 |
約46億9525万円 | 約51億6817万円 | 約51億970万円 | 約61億9447万円 |
やはり全米がダントツです。
グランドスラム2019 1回戦の賞金比較
近年は、どの大会でも下位のラウンドでの賞金額をより上昇させていく傾向にあります。というわけでシングルス1回戦を比較してみます。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$75,000 | €46,000 | £45,000 | $58,000 |
約563万円 | 約557万円 | 約605万円 | 約630万円 |
やはりここでも全米が最高ですが、総額や優勝賞金の差を考えると全米とウィンブルドンの1回戦での賞金差は小さく、ウィンブルドンでのほうが下位ラウンドへの賞金の配分が大きいことが分かります。
シングルス予選の1回戦ではどうでしょうか。
全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
A$15,000 | €7,000 | £7,000 | $11,000 |
約113万円 | 約85万円 | 約94万円 | 約120万円 |
予選でも全米が最高額ですが、全豪が健闘してます。
*各通貨のレート
この記事を書いている2019/7/28のグーグル調べの為替レートは、
- 1豪ドル(A$)=約75.12円
- 1ユーロ(€)=約121.14円
- 1ポンド(£)=約134.46円
- 1米ドル($)=約108.68円
でした。上記の円換算はこれらのレートで計算したものです。
日本円で比較しましたが、金額が大きいこともあり、為替レートによってだいぶ額が変わってしまいます。たとえば、英ポンドは、2015年には1ポンド194円以上と約60円も高かったことがありますし、豪ドルも1豪ドル100円以上の時期がありました。逆に米ドルが75円台だったり、ユーロが95円台だったこともあります。
2019まとめ
テニスのグランドスラム、2019年の賞金額はどの分野でも全米オープンが最も高額である。
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