テニスの全米オープンは、2020年からコートのサーフェスが新しくなります。ハードコートであることは同じですが、これまでと何が変わったのでしょう。
全米オープン2020からのコートのサーフェス
全米オープンのコートのサーフェスは、ハードです。2020からもハードですが、ブランドが変わります。その新サーフェスは、
- Laykold (レイコウド )
全米オープンでは、1978年からDecoTurf(デコターフ)というハードコートのサーフェスを使用してきました。実に42年ぶりの変更となります。
ちなみに、1975-77年の3年間はクレーコートで、それより前は1881年から長きにわたり芝コートでした。
2020年からのLaykoldの契約は5年ということです。
Laykoldは、ハードコートの最も歴史あるブランドです。現在、マイアミオープンやニューヨークオープンでも使われています。
Laykoldは、ドイツに本社があるSport Group社のAPT(アドバンスト・ポリマー・テクノロジー)が製造しています。
なぜこのサーフェスに変えたの?
公式サイトによると、理由は次の通り。
- ナショナルテニスセンターの全面的な改修工事の締めくくりに、コートのサーフェスについても、あらゆる新しいアプローチや技術を探求する時だと感じた
- この探索で、Laykoldがすぐにトップに浮上、コートのパフォーマンスとスピードがより安定していて、世界最高のプレーとパフォーマンスをを発揮するコートになると確信している
- APTは世界で唯一、ISO14001環境認証を取得しているコート製造者で、持続可能性へコミットできる
- Laykoldは業界で最も環境にやさしい
コートのスピードはどうなる?
コートのスピードは、これまでと比べると、遅くなります。
Laykoldのスピードのカテゴリーは、
- ミディアム
これまでのデコターフは、ミディアム=ファストでした。
コートの色は?
色については発表されていません。
これまでの色はブルーです。
※追記 コートの色はブルーでした。
まとめ
全米オープンのハードコートは、2020年から、これまでのDecoTurfに変わり、Laykoldにブランドを変更する。これまでよりも遅いコートになる。
引用元:https://www.usopen.org/