男子テニスのマスターズの一つ、モンテカルロ・マスターズの会場の場所やマップについてです。
モンテカルロは、モナコにある地名。なので会場もモンテカルロにあるかと思いきや、会場の所在地は、フランスです。
モンテカルロマスターズの会場の場所はどこ?
モンテカルロマスターズが開催される会場は、
- モンテカルロ・カントリークラブ
地図で見るとココです。
モンテカルロ・カントリークラブの所在地は、
- 155 Avenue Princesse Grace
06190 Roquebrune Cap Martin
ロクブリュヌ・カップ・マルタンのグレース王妃アベニュー115番地。
ロクブリュヌ・カップ・マルタンは、モナコに隣接するフランスのリゾート地です。
モナコとロクブリュヌ・カップ・マルタンの位置関係は次のようになっています。
緑の部分がモナコ、その中の茶色の部分が、モンテカルロ地区、そしてモナコにごく近いフランスの地域にモンテカルロ・カントリークラブがあります。
モンテカルロ・カントリークラブは、もともとモンテカルロ内にありましたが、1928年に現在の場所に移りました。
モンテカルロ・カントリークラブの歴史
公式サイトによると、モンテカルロ・カントリークラブは、1983年4月2日に、モンテカルロにある「Hotel de Parisオテルドパリ」に、モナコ初のテニスクラブとして発足しました。当時の名は、「ローンテニス・ド・モンテカルロ」。
1905年には、近くのラ・コンダミーヌ区に規模を大きくして移転、アーチェリーやクロケットの施設も併設されました。
1921年には、また移動して、「フェスタ・カントリークラブ」という名前になります。
そして、1925年、女子の名プレーヤー、スザンヌ・ランラン選手の試合を見たアメリカの富豪、ジョージ・バトラー氏が、彼女にふさわしいより格式の高いテニスクラブを作ろうと主催者に提案します。折しも、観光客の減少に直面していたこともあり、モナコ公も賛成。
主催者側は、モナコ内には土地が見つからなかったため、隣接するロクブリュヌ・カップ・マルタンの、現在クラブがある土地を購入しました。新しい施設は1928年2月にオープン、その10か月後、現在の「モンテカルロ・カントリークラブ」と命名されました。
というわけで、現在は男子の大会しか行われていない、モンテカルロですが、現在の格式あるクラブ誕生のきっかけは、女子選手だったのですね。スザンヌ・ランラン選手の名は、全仏オープンの会場のスタジアムのひとつにも冠されています。
モンテカルロマスターズの会場マップ
会場マップは次の通り。
このマップの下側が地中海です。
Début des qualifications de ce Rolex Monte Carlo Masters ! Sur le court Rainier III, Hugo Gaston affronte Flavio Cobolli.#rolexmcmasters #mccc #monaco #tennis #atptour #masters1000@MC_CountryClub pic.twitter.com/C5GpLf5To4
— ROLEX MC MASTERS (@ROLEXMCMASTERS) April 9, 2022
晴れると青い海にクレーコートの色が映えてとても美しいです。
スタジアムの壁がない開放的な会場です。
クラブの紹介動画はこちら。
セルジオタッキーニ〔SERGIO TACCHINI〕CALIERA/MC/STAFF WRISTBAND 2P 38005(225)
まとめ
モンテカルロ・マスターズの会場は、モナコに隣接するフランスにある、海の真横の美しいテニスクラブである。
参考サイト:mccc.mc、montecarlotennismasters.com