全豪オープンテニスは、毎年1月にオーストラリアのメルボルンは、メルボルンパークで開催されます。メルボルン&オリンピックパークという公式サイトがあり、その名の通り、過去にオリンピックが開催された場所です。メルボルンパークがテニスの会場で、オリンピックパークの方には、オーバルやパドック、サッカー場などがあります。このパークの北側には、クリケットグラウンドもあって、この一角はメルボルンのスポーツセンターとなっています。
赤で囲んだところがメルボルンパーク。引用元の地図へのリンクはこちら。
メルボルンパークへ駅から歩く
メルボルン市内からメルボルンパークへ行くには、トラムが便利、とガイドブックには書いてあって、実際、トラムの駅は、ロッドレーバー・アリーナの目の前のゲート前に到着します。さらにもう一つ先のトラムストップは、外コートへ続く橋のところに到着し、便利です。
なのですが、わたしが訪れた日は、12月の美しい快晴の日だったので、電車の駅から歩いてみることにしました。
メルボルンには、サザンクロス駅とフリンダーズストリート駅という2つの大きな駅があるのですが、歩きはじめるのは、フリンダーズストリート駅のほうです。
歩いたコースは次の通り。
マップでは15分程度の距離となっていますね。実際、ゆっくり歩いて30分かかりませんでした。
川沿いの公園を通っていくとても気持ちのいい道です。
駅の向かい側のフェデレーションスクエアには、時期的にクリスマスツリーがありました。
クリスマスツリーと人がたくさんいたことに惹かれて、交差点の信号を渡って、クリスマスツリーの横を抜けて川沿いに出ました。
天気の良い日の川沿いはとてもきれいです。
そして、正面に見えてくる真ん中の橋のようになっているところの下の道を進みます。
この道も橋で入り口には、「TANDERRUM BRIDGEタンデラムブリッジ」とあります。建築賞を取った橋なのだそうです。
この橋は歩行者専用です。そして、この坂道なっている橋を登っていくとスタジアムが見えてきます。メルボルンパークに到着です。近い。
地図で見ると、赤く→をしたところの道がタンデラムブリッジでここに到着します。
正面に、マーガレットコート・アリーナが見えます。
左側は、外コート。
右手は、客席のあるショーコート2。
ショーコート2をゲートの隙間からのぞくと、おー、こんな風になってるのですね。日向の席はとっても暑そうです。
メルボルンパークの印象は、一面青と白です。いや、青かな。見渡すとコートの青い面がたくさん目に入ります。
マーガレットコート・アリーナの向こう側は、メインコートとなるロッドレーバー・アリーナです。このふたつはくっついていました。
やっと全豪オープンのロゴ、AOの文字も見えます。この画面で言うと左手側にゲートがあって、そのゲートの向こうがトラムの駅になっています。
トラムのゲートから入ったところから見えるロッドレーバー・アリーナはこんな風。
この画像の左手方向に進むと、アリーナの正面らしいこんな顔になります。
この広場を通って左に折れると、あのプラクティスコートが見えるというスカイデックの橋につきます。地図で見るとここ。
このスカイデックの線路側の方はすでに壁が立って閉められていました。
橋から見たコートはこんな風。線路側から撮っています。手前からコート16、17、18です。コート16には客席があります。
コート18には縦方向に、少し客席がありました。
スカイデックの右手はロッドレーバー・アリーナ。
そして、左手奥に、メルボルン・アリーナが見えます。
わたしが訪れた時間は午後遅くです。日差しは西側から当たっています。
全豪オープンの試合時間は午前11時から夜にかけてです。日の入りは午後8時以降。晴れた日の屋根のない席は、日差しがとてもまぶしいと思われます。夕方でもサングラスが外せない感じでしたよ。サングラスのほか、帽子、日焼け止めは必須ですね。あと、日差しが痛いです。UVの長袖のほうがいいかもしれません。それに、とても暑いです。朝は涼しくて気持ちのいい1日になるかと思いきや、昼間は暑いとなったらとことん暑い。わたしが訪れた12月のこの日、昼間は36°でした。
だけど、もしも雨だった場合は夏とは思えない寒さです。この日の前日も雨で15度くらいでしたよ。10度程になることもありえますから、天気予報を必ず確かめることをおすすめします。
2023/1/16 追記
全豪開催直前に、会場の近く、電車が走っている側から撮った写真です。
雰囲気が変わっていて、外コートの客席も増えています。
Flinders street駅から会場へ向かう川沿いの道は、いろいろと工事中で、会場内にはアクセスできませんでした。線路の上には大きな橋がかかっていました。
会場の写真はこの橋の上から撮ったものです。
ロッドレーバーアリーナも見えます。
感想
今回、まったく人影がなく、大会中とはまた違ったイメージのメルボルン・パークが見られたかな。
会場はテレビで見るとおりに大きくて、テニスのアジア・パシフィックエリアのヘッドクオーターもあって、イメージカラーの青がメルボルンの晴れた夏の日にとても似合っていました。
今はまだ準備中といった感じで、鉄の柵や重機がたくさんあったりしましたが、数週間後はここが人でいっぱいになるのかとイメージするとわくわくしました。
アリーナのチケットはほぼ売り切れとなっていますが、アリーナ以外に入れるグランドパスという種類のチケットは前売りのみならず当日でも購入できます。会場を訪れたことで、グランドパスでも十分に楽しめることを確信しました。
また、アリーナでの試合は会場内に設けられた大型スクリーンで見ることもできますから、グランドパスでもその熱気が味わえます。また、外コートの観戦は、アリーナで見るのとはぜんぜんちがうとても近い距離で見ることができます。選手の表情や息遣いがリアルに感じられて、照りつける夏の日差しのもとテレビともアリーナともまた違った一体感を味わうことができるでしょう。
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