全豪オープンテニス2019ではどこのテニスボールを使っているのでしょうか。また、テニスボールは試合中にどんどん新しくなりますが、どのくらいの頻度で交換されているのでしょうか。そしてどうして交換が必要なのでしょうか。
全豪オープン2019テニスボール
全豪オープン2019でテニスボールを提供するのは、
- ダンロップ
2019年から新しくなりました。5年契約ということです。ちなみに2018年まではウィルソンのボールでした。
ダンロップは現在、日本の住友ゴム工業のブランドのひとつです。
試合中のテニスボールはいつ交換してるの?
全豪オープンでは、テニスボールは次のタイミングで交換されます。
- 新ボール6個が5分間ののウォームアップと最初の7ゲームに使用される
- その後は9ゲームごとに6個の新ボールが供給される
この交換のタイミングは、他のほとんどのテニス大会でも同じです。提供されるボールの数は、2,3,4,6と大会によって違います。
また、ボールが破れたり壊れたりした場合には、これ以外のタイミングでも交換します。
どうして試合中にテニスボールを交換するの?
交換する理由は、
- ボールの劣化
どんな劣化かというと、中のガスが抜けて、ボールの圧、プレッシャーがゆるくなること、それから黄色い部分の毛がモワモワになってくることなど。プロのテニスともなれば、ボールにかかる力はものすごく大きくて、あっという間に状態が変わっていきます。
結果、ボールが弾まなくなってくるし、スピードにも影響します。選手にとっては、ボールの正確なコントロールに影響が出ることになります。
テニスボールのコンディションをできるだけ一定にするために、ボール交換が行われるのですね。
まとめ
全豪オープン2019のテニスボールのメーカーは、ダンロップ。テニスボールの交換のタイミングは最初の7ゲーム後、その後は9ゲームごとである。
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