錦織圭選手のテニスラケットはウィルソン。2019年は、どんなモデルを使っているのでしょう。
【錦織圭、盤石の幕開け】テニスのブリスベン国際、男子シングルス2回戦で、世界ランキング9位の錦織圭(日清食品)は同63位のデニス・クドラ(米国)を7-5、6-2で下し、今季シングルス初戦を白星で飾って8強入りしました。 #錦織圭
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— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) 2019年1月2日
錦織圭のテニスラケット2019
ウィルソン日本が発表しているところによると、2019年のラケットのモデル名は、
- Wilson ウルトラツアー 95CV
錦織選手の要望で2018年を通して開発され、2018年12月7日に一般にも発売となった新しいモデルです。
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青色が美しいラケットです。
錦織選手がこれまで使っていたラケットは、Wilsonのバーン95CVというモデルでしたが、今回のウルトラツアーは、そのバーン95CV と全く同じ形状・スペックに「クラッシュゾーン」というテクノロジーを搭載したものです。
錦織選手が新しいラケットへ求めたものは、
- バウンド後の伸びと威力を高めたい
- 打球感をよりソフトにしたい
の2点だったそうです。
クラッシュゾーンのテクノロジーを導入することで、ストリング(ガット)のたわみが大きくなり、フェイスの大きさを95スクエアインチに保ったままで、98スクエアインチと同じ威力が生まれるということです。
錦織選手は、
- ボールのホールド感があってコントロールしやすい
と使用感にコメントしています。
錦織選手のストリングスのテンションについては、昨年の楽天オープン時に縦39、横36だったという情報があります。
錦織圭のストリングス(ガット)2019
錦織圭選手が使用するガットも2019年から新しくなります。
- 縦:Wilson ナチュラルガット16
- 横:Wilson エレメント 125
Wilson(ウイルソン) テニス ストリング ガット NATURAL GUT 16 (ナチュラルガット 16) WRZ999800
これまでは、横に4Gソフトを使用していましたが、昨年試してエレメントに決めたそうです。このストリングスは、「ケイズチョイスプレミア4」として販売されています。
ウイルソン(Wilson) ケイズチョイスプレミア4(Kei’s Choice Premier IV)WR830060116
錦織圭のグリップ2019
ブリスベン国際2019でのグリップ部は白でした。
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錦織圭の使用ラケットの変遷
錦織選手は、10歳の頃からずっとウィルソンのラケットを使用しています。
- ハイパー・ハンマー5.3 10歳頃
- ハイパー・ハンマー6.3 11歳頃
- ハイパー・ハンマー5.2 12歳頃
- H ツアー 13~14歳頃
- n ツアー 15歳頃
- n ツアー2 16~17歳(2007年、17歳のプロ転向時のラケットはこれ)
- ケー・ツアー 18~19歳
- ツアーBLX オレンジxブルー 20歳
- ツアーBLX オレンジxホワイト 21歳
- スティームプロ 21~22歳
- スティーム95 23~24歳
- バーン95 25歳~28歳(2015~2018)
- ウルトラツアー95CV 29歳(2019)
バーンは一番長く使っていたのですね。2019年もそのバーンにクラッシュゾーンの技術をプラスアルファしたものです。
錦織選手に提供されるラケットには、12歳の頃からKeiと個人名のロゴが入っているそうですよ。無名の選手に個人名を入れるのは異例中の異例だったのだそうですが、ウィルソンは見る目がありましたね。
2015年11月にはウィルソンが、錦織選手と引退するまでの長期契約を結ぶことを発表しました。錦織選手のラケットはこれからもずっとウィルソンです。