※2022/7/20にフィセッテ氏は、大坂選手との契約を解消したことを発表しました。
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テニスの大坂なおみ選手は、2020年の新シーズンに向けて、ウィム・フィセッテ氏を新コーチに決定したことを発表しました。
大坂選手のツイッターに投稿された新しいチーム大坂の顔ぶれです。
— NaomiOsaka大坂なおみ (@naomiosaka) December 23, 2019
ウィム・フィセッテ氏は大坂選手の左隣で右から3番目です。
ウィム・フィセッテ氏とはどんな人?
ウィム・フィセッテとは
Wim Fissette Surprised by Kim Clijsters’ Decision to Come Back https://t.co/dKuB8iFYL4 pic.twitter.com/unzQiEcSUr
— Tennis World English (@TennisWorlden) December 20, 2019
フィセッテ氏は、1980年3月22日、ベルギー生まれ。2019年12月現在39歳。
職業は、国際テニスコーチ。女子のテニスコーチとして、名を馳せている人物です。
フィセッテ氏がテニスを始めたのは、9歳の頃で、子どもの頃から、国内のテニス選手として活躍しました。
18歳の時、ドイツに居を移し、国際大会にも出場するようになりました。
テニス選手としての最高ランクは、1999年8月23日の1291位。19歳の頃です。
20歳頃から、子どものテニス指導に携わるようになったそうです。
プロテニス選手への指導のきっかけとなったのは、同じベルギー出身のクライシュテルス選手に、ヒッティングコーチを頼まれたこと。2004年のことでした。クライシュテルス選手は、前年の2003年に世界ランキング1位に輝いた有名選手でした。
そして、本格的にテニスコーチの道を目指し始めるのは、2007年。当時は会社で働いていたそうですが、辞職し、コーチになるべく勉強を始めました。
フィセッテ氏の家族は、奥さんとお子さんが2人。フィセッテ氏の公式サイトなどで写真を公開しています。フィセッテ氏の公式サイトはこちら。
ウィム・フィセッテ コーチ暦
フィセッテ氏が初めてコーチに就任したのは、2009年のこと。クライシュテルス選手が産休から戻ったあとのコーチでした。
クライシュテルス選手は、2009年8月に2年3か月ぶりに現役復帰したのですが、その大会では準々決勝進出、次の全米オープンにはワイルドカードで出場し優勝します。
クライシュテルス選手は、フィセッテ氏がコーチをしている間にグランドスラムで3勝、ファイナルズでも優勝、フィセッテ氏のコーチングも注目されました。
- 2009-2011年 K.クライシュテルス 自己最高世界ランキング1位
- 2009&2010全米優勝、2010WTAツアー選手権(g)優勝、2011全豪優勝
- 2013年 S.リシキ 12位
- 2013ウィンブルドン準優勝
- 2014年 S.ハレプ 1位
- 2014全仏準優勝
- 2015-2016年 V.アザレンカ 1位
- 2016年 P.クビトバ 2位
- 2016年 S.エラーニ 5位
- 2017年 J.コンタ 4位
- 2017-2018年 A.ケルバー 1位
- 2018ウィンブルドン優勝
- 2018-2019年 V.アザレンカ 1位
- 2020年 大坂なおみ 1位
フィセッテ氏は、ずっと強豪選手のコーチをしていますね。
まとめ
大坂なおみ選手の2020年からの新コーチを務めることになったウィム・フィセッテ氏は、1980年ベルギー生まれの元テニス選手で、2004年から女子プロテニス選手の指導キャリアをスタートし、2009年からはトップ選手たちのコーチを歴任している有名コーチである。
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