2019年ウィンブルドン選手権の錦織圭選手の試合を追いかけます。錦織選手のドロー組み合わせや対戦相手、試合日程、そして結果について。
※7/11 錦織選手は準々決勝敗退。次はシティオープンの予定。
ウィンブルドン2019 錦織圭のシード
錦織選手は、第8シード。
ウィンブルドン2019 錦織圭のドロー組み合わせ
錦織選手はライン97で第2シードのフェデラー選手と準々決勝であたる位置です。ブロックはボトムハーフの後半です。
錦織選手の1回戦の相手は、予選を勝ち抜いたモンテイロ選手です。
2回戦以降の組み合わせの見込みは、
- 2回戦 C.ノリー
- 3回戦 A.デミノー 第25シード(2回戦で敗退)
- 4回戦 J.イズナー 第9シード(2回戦で敗退)
- 準々決勝 R.フェデラー 第2シード
- 準決勝 R,ナダル 第3シード
- 決勝 N,ジョコビッチ 第1シード
ウィンブルドン2019 錦織圭の試合日程|対戦相手プロフ|結果
対戦相手 | 結果 | |
準々決勝 | R.フェデラー 3位 第2シード | 勝者:フェデラー 4-6. 6-1, 6-4, 6-4 2時間36分 |
4回戦 | M.ククシュキン | 勝者:錦織 6-3, 3-6, 6-3, 6-4 2時間43分 |
3回戦 | S.ジョンソン 71位 | 勝者:錦織 6-4, 6-3, 6-2 1時間50分 |
2回戦 | C.ノリー 55位 | 勝者:錦織 6-4, 6-4, 6-0 1時間48分 |
1回戦 | T.モンテイロ 115位 | 勝者:錦織 6-4, 7-6(3). 6-4 2時間10分 |
準々決勝 錦織 vs フェデラー
結果: 錦織 6-4, 1-6, 4-6, 4-6 フェデラー、2時間36分
試合日程:7/10(水)センターコートの第2試合
日本時間夜9時からの第1試合、ジョコビッチvsゴファンに続いて行われます。
4回戦 錦織 vs ククシュキン
結果:錦織 6-3, 3-6, 6-3, 6-4 ククシュキン、2時間43分
試合日程:7/8(月)No.2コート第3試合
これまでの戦績は、
- 錦織 9-0 ククシュキン
芝コートでは2012年の1回戦で対戦しています。錦織選手がストレートで勝利しました。最後の対戦は2018年のウィーンでした。このときも錦織選手がストレートで勝利。
ミハイル・ククシュキン選手は、1987年ロシアのボルゴグラード生まれ、31歳。カザフスタン籍です。身長183センチ、体重72キロ、右打ち、バックハンドは両手打ち。現在の世界ランキングは58位、自己最高は2019年2月の39位です。得意なコートはハードで、ショットはグランドストローク。
ウィンブルドンでのこれまでの最高成績は、2014年の3回戦進出。今大会で初めて4回戦に進出しました。グランドスラム全体では、2012年全豪オープンと今大会の4回戦進出が最高。
今大会では、2回戦で第9シードのイズナー選手を破り、3回戦では第33シードのストルフ選手を倒し、4回戦に進出しました。
3回戦 錦織 vs ジョンソン
結果:錦織 6-4, 6-3, 6-2 ジョンソン、1時間50分。ここまでの試合時間の合計は5時間48分。
試合日程:7/6(土)11am(日本7pm、No.3コートの第1試合.
これまでの戦績は
- 錦織 4-0 ジョンソン
芝コートでの対戦は初対戦であった2014年のゲリーウェバーオープン準々決勝で1度だけ。錦織選手はストレートで勝利しました。最後の対戦は2016年のインディアンウェルズ。今回は3年ぶりの対戦となります。
スティーブ・ジョンソン選手は1989年アメリカ生まれの29歳。身長188センチ、体重86キロ、右打ち、バックハンドは両手打ち。現在の世界ランキングは71位で、自己最高は2016年7月の21位です。
ウィンブルドン出場は今回が7回目。これまでの最高成績は、2016年の4回戦進出で、グランドスラムでの最高成績でもあります。
ジョンソン選手は今大会、1回戦でラモスビノラス選手を、2回戦ではフルセットで第25シードのデミノー選手を破り、3回戦に進出しました。
2回戦 錦織 vs ノリー
結果:錦織 6-4, 6-4, 6-0 ノリー、1時間48分。
錦織選手、全豪や全仏の時とは違ってきっちり短い時間で勝利しています。体力温存成功中。ここまでの試合時間は合計3時間58分。
試合日程:7/4(木)1pm(日本時間9pm)~、センターコートの第1試合です。
両者初対戦。
カメロン・ノリー選手は、1995年南アフリカ生まれ、イギリス籍の23歳。身長188センチ、体重82キロ、左打ち、バックハンドは両手打ち。現在の世界ランキングは55位、自己最高は41位です。
ノリー選手の両親はイギリス生まれで、スカッシュの選手でした。南アフリカ生まれのノリー選手ですが、育ったのはニュージーランドで、ジュニア時代はニュージーランドの選手として活動していました。イギリス籍となったのは2013年、その後アメリカの大学へ進み、プロ転向は2017年です。
得意なショットはバックハンド。ウィンブルドンには2017年から連続出場で今年が3回目、初勝利を挙げました。
1回戦 錦織 vs モンテイロ
結果:錦織 6-4, 7-6(3). 6-4 モンテイロ、2時間10分
試合日程:7/2(火)現地午前11時、日本時間午後7時から。
コート12の第1試合です。
NHK総合サブチャンネルで放送されます。
これまでの戦績は、
- 錦織 1-0 モンテイロ
2017年のイタリア国際で対戦しました。芝コートでの対戦は初めてです。
チアゴ・モンテイロセンスは、1994年ブラジル・リオデジャネイロ生まれの25歳。身長183センチ、体重78キロ、左打ち、バックハンドは両手打ち。得意なコートはクレーで、武器はフォアハンドです。
現在の世界ランキングは115位、自己最高は2017年の74位です。
モンテイロ選手は、ウィンブルドンの予選に2016年から4年連続で出場しています。本戦入りを果たしたのは今回が初めて。予選3回戦では綿貫陽介選手と対戦しました。
錦織圭ウィンブルドンの過去の成績
錦織選手は今年でウィンブルドン11回目。最高成績は、昨年の準々決勝進出です。昨年の準々決勝では、ジョコビッチ選手に敗れました。
- 2018 準々決勝
- 2017 3回戦
- 2016 4回戦
- 2015 2回戦
- 2014 4回戦
- 2013 3回戦
- 2012 3回戦
- 2011 1回戦
- 2010 1回戦
- 2008 1回戦
錦織圭 芝コートの成績
錦織選手のこれまでの芝コートでの成績は、
- 36勝23敗
勝率61%で、クレーの70.7%、ハードの68.2%に比べると少し低調です。今年は、前哨戦に参加せず、ウィンブルドンが芝コート初試合となります。これまでとは違った展開となるでしょうか。
芝コートが得意な男子選手は
ATPの資料で芝コートでの勝率を見ると、現役選手では、フェデラー選手がダントツで高く、ついでマレー選手、ジョコビッチ選手、ナダル選手と続き、いわゆるビッグ4選手が強いことがわかります。
- R.フェデラー 87.1%
- A.マレー 83.6%
- N.ジョコビッチ 83%
- R.ナダル 77.6%
フェデラー選手は、芝コートでの優勝回数が18回で、歴代1位です。
また、ここ1年間の芝コートでの勝率が高い選手は、
- N.ジョコビッチ 91.7%
- R.フェデラー 85.7%
- M.チリッチ 85.7%
- B.チョリッチ 83.3%
- J.イズナー 83.3%
- R.ナダル 83.3%
- Mラオニッチ 81.8%
- J.デルポトロ 80%
- K.アンダーソン 75%
- J.ベセリ 75%
- R.バウティスタアグ 75%
- M.グラノリュエス 75%
- E.グルビス 75%
錦織選手は、ここ1年間では71.4%です。
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