ブリスベン国際の会場と時差や気候

オーストラリアのクイーンズランド州の州都・ブリスベンでは、毎年1月の頭に、ブリスベン国際(Brisbane International)が開催されます。ブリスベン国際は、全豪オープンの前哨戦のひとつで男女共催のテニス大会です。
ブリスベン国際の会場や場所、日本との時差、大会開催時の気候などについて。

ブリスベン国際のロゴ

出典:brisbaneinternational.com.au

ブリスベン国際の会場

ブリスベン国際の会場は、

  • クイーンズランド・テニスセンター

です。

開催都市

ブリスベン国際の開催都市は、

  • オーストラリア・ブリスベン

地図で見るとここです。

ブリスベンの位置

日本との時差

ブリスベンと日本の時差は、

  • 1時間

ブリスベンのほう1時間進んでいます。たとえば、ブリスベンの正午は、日本では午前11時です。

ブリスベンは、サマータイムはありません。

なお、全豪オープンが行われる同じオーストラリア国内のメルボルンでは、サマータイムを実施していて、ブリスベン国際や全豪オープンが行われる1月には、ブリスベンと1時間、日本とは2時間の時差があります。

会場マップ

ブリスベン会場マップ

出典:brisbaneinternational.com.au

メインコートは、中央右寄りのパット・ラフター・アリーナで、ほかに客席のあるショーコートが2面、試合用コートとなっているものが4面(コート6と14~16)、他にプラクティス・コートが8面で、合計15面のテニスコートがあります。

パット・ラフターとは、元世界ランキング1位のオーストラリアの男子テニス選手の名前です。

公式サイトの会場マップはこちら(pdf)

メインコートのキャパ

パット・ラフター・アリーナのキャパは、

  • 5500

仮座席を1500追加することができるそうで、その場合は7000になります。

コートのサーフェス

コートのサーフェスは、

  • ハード

パット・ラフター・アリーナには屋根がついていますが、閉じている空間ではなく、屋外ハードコートに分類されます。

採用されているのは、プレクシクッションという種類のハードコートで、全豪オープンと同じものです。

ブリスベンの1月の気候

ブリスベンは、南緯27度28分、東経153度02分の位置にあり、赤道からの距離は日本でいうと沖縄県のあたりになります。

ケッペンの気候区分では、日本の東京や大阪と同じCfa、温暖湿潤気候に属しますが、冬に日本のように寒くなることはありません。

ブリスベン国際が行われる1月の平均気温と湿度(1999-2017豪州気象庁のデータ)は、

  • 平均最高気温 30.3℃
  • 平均最低気温 21.5℃
  • 湿度 57%

日本の気象庁によると、東京・北の丸公園の8月の平均気温は、最高30.8℃、最低23.0℃、湿度は73%。

ブリスベンの1月の気候は、東京の夏と比べると湿度が低めで、朝夕の気温が下がります。日本の夏のさわやかバージョン、と言えるでしょう。

しかしながら、日本など湿潤な気候の地域出身の選手には気にならない湿度ですが、ヨーロッパなど乾燥した地域出身の選手にはこたえるレベルの湿度であるようです。フェデラー選手も、ブリスベンは世界的にも湿度が高い、と発言しています。

まとめ

ブリスベン国際の会場は、オーストラリアの東海岸真ん中あたりに位置するブリスベンで開催される。日本との時差は1時間。会場にはメインコート以下16面のハードコートが整備されている。大会開催時の気候は日本の夏を少しさわやかにした感じである。

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