テニスのラドゥカヌ選手とは?両親や出身地などプロフィール

女子テニスのエマ・ラドゥカヌ(ラドゥカニュ)選手は、全米OP2021シングルスで、予選から参加し、優勝。予選から勝ち抜いて優勝した史上初の選手となりました。

ラドゥカヌ選手とは?

エマ・ラドゥカヌ選手とは?

プロフィール

名前 エマ・ラドゥカヌ
イギリス
生年月日 2002/11/13
出生地 カナダ・トロント
身長 175㎝
体重 53㎏
打ち手
バックハンド 両手打ち
得意なショット フォアハンド
得意なコート ハード
テニスを始めた年齢 5歳
プロ転向 2018年
自己最高ランク 19位…2021/11/15
WTA優勝 1…2021全米OP
コーチ トーベン・ベルツ 2021/11~
アンドリュー・リチャードソン 2021/7-9
ナイジェル・シアーズ 2019~2021/7
ラケット ウィルソン Blade 98
ウェア ナイキ
シューズ ナイキ

ラドゥカヌ選手は、2021/12/15現在、19歳。

グランドスラムの出場歴は、2021年ウィンブルドンが初めてで、4回戦に進出。グランドスラム2回目となる全米オープン2021で優勝。一挙にスターになりました。

女子の予選勝者が優勝したのは史上初、決勝進出も史上初。

2018年にプロに転向してから2021年8月まで、主にWTAより下位のITFサーキットで活躍、ITFレベルでは3勝を挙げています。

WTAツアー本戦初出場は、2021年6月のノッティンガムOP。ワイルドカードでの本戦入りでした。

その後のグランドスラム初出場となるウィンブルドンもワイルドカードを獲得して出場。初出場ながら4回戦入りし、注目を集めます。18歳と239日は、イギリス女子選手としてウィンブルドン4回戦進出最年少記録でした。4回戦では、第2セットで呼吸困難となり途中棄権しました。

そして、2度目のグランドスラム、全米オープンで優勝。世界ランキングを150位からいっきに23位に上昇させました。

このグランドスラムでの活躍中、ラドゥカヌ選手は、コーチを変えたことでも話題となりました。

ウィンブルドンの後、それまでのナイジェル・シアーズ氏から、アンドリュー・リチャードソン氏に変更します。リチャードソン氏は、ラドゥカヌ選手のジュニア時代にも、11歳のころから2年間にわたってコーチをしていました。

全米オープン優勝後には、2週間もしないうちに、リチャードソン氏との契約解除が発表されました。報道によると、ラドゥカヌ選手の父が、初めて長期にわたって家を離れることを心配して、全米オープンシリーズの期間だけ、なじみのコーチであるリチャードソン氏と契約したということです。

しばらく、コーチなしの状態でしたが、11月に、トーベン・ベルツ氏がコーチに就任したことが発表されました。

ラドゥカヌ選手のラケットはウィルソンのブレード98シリーズ。

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ウェアとシューズはナイキ。

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全米OP2021の本戦の対戦一覧

ラドゥカヌ選手は、全米OPに初出場ながら、優勝。予選から出場しての女子シングルス決勝進出、そして優勝は、オープンエラとなって以来初めての快挙です。

  • 決勝 L.フェルナンデス(カナダ)
    6-4 6-3 1時間51分
  • 準決勝 M.サッカリ(ギリシャ)(17)18位
    6-1 6-4、1時間24分
  • 準々決勝 B.ベンチッチ(スイス)(11)12位
    6-4 6-4、1時間22分
  • 4回戦 S.ロジャーズ(米)43位
    6-2 6-1、1時間6分
  • 3回戦 S.ソリベストルモ(スペイン)41位
    6-0 6-1、1時間10分
  • 2回戦 S.ジャン(中)49位
    6-2 6-4、1時間22分
  • 1回戦 S.フェーゲレ(スイス)(LL)128位
    6-2 6-3、1時間18分
  • 予選3回戦 M.シェリフ(オランダ)(4)96位
    6-1 6-4、1時間14分
  • 予選2回戦 M.Bolkvadze(ジョージア)167位
    6-3 7-5、1時間37分
  • 予選1回戦 B.スクーフス(オランダ)285位
    6-1 6-2、1時間1分

全米OP2021では、予選1回戦から本戦決勝まですべてストレートで勝利しています。

予選には第31シードで出場しました。

本戦1回戦は、ジェニファー・ブレイディ選手の代わりにラッキールーザーで本戦入りとなったフェーゲレ選手、2回戦は全米前哨戦で負けたばかりのジャン・シューアイ選手、3回戦では世界ランク41位のソリベストルモ選手、4回戦では第1シードのバーティ選手を3回戦で破ったロジャーズ選手に、すべてストレートで勝利し、準々決勝に進出しました。

本戦では準々決勝で、初めてシード選手との対戦となりました。第11シードのベンチッチ選手との準々決勝も、第17シードのサッカリ選手との準決勝も、それまでの試合と同じように、圧巻のストレート勝ちでした。

決勝の相手は、こちらもティーンエイジャーでカナダのフェルナンデス選手でした。あと少しのところで左ひざでスライドし出血したためメディカルタイムアウトが強制されるハプニングもありましたが、ストレートで勝利。初出場にして優勝。予選を勝ち抜いての優勝は史上初、イギリス選手としては2012年の男子のマレー選手以来、イギリス女子選手としては1968年のヴァージニア・ウェイド選手以来、18歳での優勝は、2004年のマリア・シャラポワ選手以来の全米優勝となりました。

両親は?

  • 母 :中国系
  • 父 :ルーマニア系

お父さんとのツーショット写真と客席のお母さん。

イメージ

出典:tennistonic.com

出身地は?

生まれは、2002年、カナダのオンタリオ州トロント。2歳のころ、イギリスのロンドンに引っ越しました。

まとめ

エマ・ラドゥカヌ選手は、ルーマニアと中国出身の両親のもと、2002年カナダ生まれ。2歳のころロンドンに引っ越した。