テニスでは、オープンエラ(open era)という言葉をよく聞きます。「エラera」は、英語の「時代」といった意味で、例えば昭和時代を英語で、「Showa era」と言ったりします。テニスのオープン時代とはいったいつの時代のことなのでしょう。
テニスのオープンエラとはいつの時代?
テニスのオープンエラは、
- 1968年から現在の時代
のこと。
つまり、いま現在、オープンエラ。
テニスのオープンエラとは?
オープンエラとは、
- プロアマ問わず誰でも大会に参加できる時代
という意味です。今となっては、プロが参加できないなんて意味が分かりませんが、1968年より前は、グランドスラムなどテニスの一流の大会には、アマチュアしか参加できませんでした。その理由など詳しくはこちらの記事で。
1968年から、ルールが変わり、プロも参加できるようになりました。参加資格がプロアマ問わず、参加したい人の誰にもオープンになったことから、「オープン」と呼び、そのときをもって「オープンエラ」が始まりました。日本語では「オープン化」という言い方がよく使われます。
そして、各大会名も、それまでの「〇〇選手権」から「〇〇オープン選手権」というようにオープンを使うようになりました。
テニス大会をオープンというのはなぜ?
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テニスのオープンエラの最初の大会は?
オープンエラの最初の大会は、
- ブリティッシュ・ハードコート選手権
1968年4月22日~27日、イギリスの南海岸ボーンマスの、ザ・ウェスト・ハンツ・クラブで開催されました。ハードコートと大会名に入っていますが、クレーコートの大会でした。
男女各シングルスとダブルス、そして混合ダブルスが行われました。
まとめ
テニスのオープンエラとは、1968年以降現在まで続く時代のこと。プロアマ問わず誰でも参加できるからオープンという。
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